沿革
「無い無い尽くし」の中で全てがはじまる。
「住まいで困っている方々の役に立ちたい」の想いから生まれた商売への姿勢
それが今日のタカカツまで継承されてきた「創業の精神」
「髙勝材木店」創業
昭和30年(1955)、タカカツグループの創業者である髙橋勝三は、
妻・のぶと二人で「髙勝材木店」を立ち上げました。
「住まいで困っている方々の役に立ちたい」
夢溢れていた勝三でしたが、最初から順風満帆とはいきませんでした。
退職金代わりに支給すると約束されていた商品を頼りに創業日を設定していましたが、
当日になっても、その翌日も、翌週にも商品が届かず。
準備が整ったのは予定より二週間遅れの9月15日。仏滅の日。
“これ以上悪くなりようがないから今後は上り調子だ”と解釈し、晴れて創業となりました。
時代はまさに戦後の大転換期。
お金、人、お客様、信用・・・何一つ無い中でもお客様に対する
真っすぐな姿勢と商売の情熱だけは人一倍強く持っていた。
必死にリヤカーを牽いて一所懸命に木材を売り歩き、創業から8年後には法人成し、株式会社髙勝を設立。
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髙勝材木店の外観。
写真左には馬車も。
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若き日の勝三(写真左)、
のぶ(写真右)夫妻。
材木店から「建材店」へ
誠実な営業活動が実り、お客様や信頼できる取引先、従業員も増えてきた昭和30年代。
お客様にもっと喜んでもらうためにはどうしたら良いか。
”木材にとどまらず、家の材料がここ一か所で揃えば、もっとお客様に喜んでもらえるはず!”
勝三はこの頃登場した新建材に目を付け、
家一棟分の材料を網羅できるまでに扱う商品の幅を広げました。
勝三のお客様を想う気持ちから、現在の建材事業部が誕生したのです。
お客様に喜ばれ、感謝される。そして社会から必要とされる企業であり続ける。
創業者の想いは時代を超え、今日のタカカツグループの経営理念として息づいています。
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従業員も増え、にぎやかに。
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新建材にいち早く
目を付けた勝三。
プレカット工場設立と
建築住宅分野への参入
平成の時代に突入しても先代の教えを守り続けました。
お客様に喜んで頂くことに焦点を合わせることはもちろん、
時代に合わせて柔軟にサービスの幅を広げ、質の向上に努めました。
建材事業ではお客様の工期短縮や品質向上に貢献すべく、
平成7年(1995)、木材プレカット工場(現・WOOD EGG FACTORY)を設立。
平成8年(1996)には長年の建材業で培った知識やノウハウを活かし、
住宅建築分野へ進出を果たします。
地域のお客様へご家族皆様が安心して暮らすことができる住まいをご提供したいー
そんな思いから髙勝の家、BESS髙勝、リフォームのたかかつ、タカカツ不動産の
前身となる組織が編成され、現在の住宅・リフォーム事業の基礎となりました。
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木造住宅技術センター(現・WOOD EGG FACTORY)を設立。
平成23年(2011)に発生した東日本大震災。
ライフラインが断絶し、通信手段もなく被害状況も把握できない中、各拠点では社員が一丸となって自発的に行動を起こしました。
建材事業部では、トラックいっぱいに支援物資を積み込み、特に被害の大きかった沿岸部のお客様のもとへ向かいました。住宅・リフォーム事業部ではガソリン不足の中、徒歩や自転車などあるものを駆使し、施工中の現場や過去に建てていただいたお客様のご自宅に訪問。点検や破損個所の養生作業を行いました。
目に涙をためて「ありがとう」の言葉を何度も繰り返されたお客様。
「タカカツの社員が神様のように見えた」とおっしゃったお客様。
救援物資や温かいエールなど支援をしてくださったたくさんの方々。
非常事態の中、舞い込んでくるエピソードは胸に込み上げるものがありました。
お客様はもちろん、応援してくださる方々の存在がタカカツグループの価値であり、社員が日々努力して築き上げてきたかけがえのない財産なのだと実感した出来事でした。
また、タカカツグループで働く一人一人が、強い想いを持って、主体的に行動しているからこそ困難な状況下でも力が発揮できたのだと感じています。
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店舗にも大きな被害が。
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地震発生の翌日早朝から
倉庫の原状復帰作業をする社員。
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震災直後、応急処置を施す社員。
長年温めてきた
「WOOD EGG PROJECT」の立ち上げ
平成28年(2016)、製材工場(現・WOOD EGG FARM)を設立し、稼働を開始しました。
これにより、住まいの川上~川下(製材~乾燥~プレカット~建築資材卸~新築住宅~
リフォーム~不動産)までグループの中で完結できるようになったのです。
製材工場の設立と同時に、私たちタカカツグループが長年温めてきたWOOD EGG PROJECTが発足しました。
調理方法によって様々な姿に形を変えて私たちを笑顔にしてくれる卵のように、
“木に新たないのちを吹き込み、付加価値の高いものを創り出す”という願いを込めて名付けられました。
ふるさとの森で育った木に私たちが手を加え、魅力ある商品へと形を変化させる。
そうやって、わたしたちのふるさとを元気にしたいと考えています。
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平成28年(2016)を契機にタカカツグループの想いやその取り組みが次々に評価され
地域未来牽引企業への選出に加え、七十七ビジネス大賞、富県宮城グランプリで地域産業革新部門賞を受賞いたしました。
多くのお客様や、地域の皆様、関係者の皆様への御恩や感謝の気持ちをお返しできるように
私たちはこれからも、この地域の豊かな資源×タカカツグループのチカラで
木の持つ可能性や魅力を十分に引き出したモノづくりを行い、
東北、そして全国各地へと発信し、もっともっとふるさとを元気にしたい。盛り上げていきたいと考えています。
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- 1955 - 1990
- 1991 - 2000
- 2001 - 2010
- 2011 -
1955 | 古川駅前大通に高勝材木店として個人創業 |
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1963 | 株式会社高勝 法人成 資本金1,000万円 |
1963 | 第1回増資 資本金2,000万円 |
1971 | 第2回増資 資本金3,000万円 |
1974 | 第3回増資 資本金4,800万円 |
1975 | 社名変更 高勝住宅建材株式会社 創業社長高橋勝三死去により二代目社長として高橋のぶ就任 |
1982 | ホームセンタータカカツ中新田店開設 |
1983 | ホームセンター涌谷店開設 |
1984 | ホームセンター古川店開設 |
1988 | ハサマホームセンター開設 本社・建材事業部社屋を古川市休塚に移転 社名変更 株式会社タカカツ 第4回増資 資本金6,000万円 |
1989 | 第5回増資 資本金7,200万円 |
1990 | 高橋のぶ会長就任 三代目社長として高橋勝行就任 |
1991 | 第6回増資 資本金8600万円 |
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1992 | ホームプラス花泉店開設 第7回増資 資本金1億800万円 CI導入 ホームセンターのブランドを「ホームプラス」とする |
1993 | 第8回増資 資本金1億4,040万円 ホームプラス石巻店開設(開設時 湊鹿妻店) |
1994 | ハサマホームセンター閉鎖 1995年 第9回増資 資本金1億6,146万円 |
1995 | 子会社(株)スペースパーツ宮城設立 |
1996 | ホームプラス中新田店を移転増床 子会社(株)ホームプラスの家設立 |
1997 | ホームプラス佐沼店開設 |
1999 | 子会社(株)タカカツトーヨー住器設立 ホームプラス古川店を「ロックタウン古川」へ移転増床 子会社(株)東北カトランホーム設立 |
2000 | 子会社(株)プラスハウジング設立 (株)ホームプラスの家がISO9001認証取得 |
2001 | (株)スペースパーツ宮城がISO9001-2000認証取得 (株)ホームプラスの家においてログハウス事業開始 「ビッグフット仙台」展示場オープン |
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2003 | 駅東セントラルコートにモデルハウス群オープン 第1・2回銀行保証付私募債(無担保社債)発行(保証金融機関は七十七銀行・三井住友銀行) (株)タカカツトーヨー住器を(株)タカカツに業務移管の上、解散 (株)プラスハウジングと(株)ホームプラスの家を合併(存続会社は(株)ホームプラスの家) |
2004 | 岩手県盛岡市に「ビッグフット盛岡」オープン (株)ホームプラスの家と(株)東北カトランホームを合併し、(株)高勝の家に社名変更 |
2005 |
創業50周年
(株)ビッグフット高勝設立第3~6回私募債発行 (七十七・三井住友・商工中金・みずほ) プレカット工場に新ライン (金物プレカット)増設 ホームセンター中新田・石巻店 資材館増設リニューアルオープン (株)高勝の家古川東店、 展示場二棟リニューアルオープン |
2006 | (株)ビッグフット高勝仙台展示場を 移転グランドオープン (株)高勝の家仙台支店、 明石台ハウスアベニューへ出展 (株)高勝の家石巻店、 展示場二棟リニューアルオープン ホームセンター 古川店リニューアルオープン |
2007 | 新たな経営理念を策定すべく理念委員会を立ち上げ、2008年を理念経営元年とする |
2008 | ホームセンター事業をホーマック(株)へ6月1日をもって営業譲渡し、住まいの専門企業として新たなスタートを切る (株)ビッグフット高勝を(株)BESS高勝へ商号変更 |
2009 | リフォームの高勝泉バイパス店オープン 子会社(株)高勝リフォーム設立 |
2010 | (株)高勝の家利府店、利府ハウジングギャラリー内へ出展 子会社(株)エース高勝設立 |
2011 | (株)リフォームの高勝石巻店オープン (株)高勝の家中山店オープン (株)エース高勝仙台北店オープン (株)ハウズサポート宮城設立 |
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2012 | グループ事業再編により(株)タカカツホールディングス体制へ移行 (株)スペースパーツ宮城を(株)タカカツへ商号変更(建材事業を(株)タカカツに統合) |
2013 | 大崎ハウジングスクエアオープン (株)高勝の家石巻店オープン おうちモール泉バイパス店オープン |
2014 | (株)高勝の家LHOUSING大崎・栗原・登米総合展示場にモデルハウスオープン |
2015 | 創業50周年
(株)高勝リフォーム一関店・おうちモール北仙台店オープン(株)高勝の家仙台南店オープン |
2016 | 高橋勝行会長就任、社長に高橋勝典就任 (株)タカカツ新築ブランド「STAND BY HOME」第一弾YATモデルハウスオープン (株)タカカツ製材工場オープン (株)高勝リフォーム古川店が移転オープン (株)タカカツホールディングス第19回「七十七ビジネス大賞」受賞 |
2017 | (株)高勝の家大和事務所オープン STAND BY HOME 吉岡展示場オープン 第一回タカカツグループ大運動会 (株)タカカツ不動産冨谷店オープン プレカット工場JAS認定取得 地域未来牽引企業に選定 |
2018 | 第6回富県宮城グランプリ「地域産業革新部門」受賞 (株)高勝リフォーム佐沼店リニューアルオープン (株)タカカツ不動産大崎店(T-Studio)オープン (株)BESS高勝仙台店(LOGWAY仙台)移転グランドオープン |
2019 | (株)高勝リフォームハピラク古川店オープン (株)タカカツ建材イエガード古川店オープン (株)高勝リフォームハピラク石巻店リニューアルオープン |
2020 | 「高品質×定額制注文住宅」エル・ステージがオープン (株)エル・ステージ法人設立 プレカット工場がJAS機械等級区分構造用製材の認証取得 (株)タカカツ建材イエガード古川店を(株)高勝リフォームに業務移管 (株)高勝の家WOOD EGG GARDEN仙台オープン |
2021 | (株)WOODLIVE法人設立 |
2022 | (株)WOODLIVE STAND BY HOME北上店オープン (株)高勝リフォームハピラク利府店オープン (株)タカカツ不動産仙台店オープン |
2023 | タカカツグループ再編新体制へ 大衡村「タカカツ万葉パーク」「タカカツ万葉パークゴルフ場」「ウッドエッグアウトドアパーク」ネーミングライツ取得 (株)高勝リフォームイエガード石巻店オープン |
2024 | (株)タカカツホールディングスを(株)タカカツグループホールディングスに商号変更 (株)高勝リフォームを(株)タカカツリフォームに商号変更 (株)高勝の家、(株)エル・ステージ、(株)WOODLIVEの3社を統合し、(株)タカカツホームズに名称変更 3カンパニー体制へ 【 3カンパニー 】 高勝の家カンパニー タカカツプレインホームカンパニー タカカツ建設カンパニー |
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